
「最近の社員はやる気がない」
「指示待ちばかりで自主性が感じられない」
「頑張って育ててもすぐ辞めてしまう」
――そんな悩み、あなたの会社でも感じて
いませんか?
実はこれ、あなただけの問題ではありません。
多くの中小企業が、同じような悩みを抱えています。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
社員の“やる気のなさ”や“指示待ち”は、本当に本人の問題なのでしょうか?
もしかしたら、会社の「仕組み」や「評価のあり方」に原因があるとしたら――?
やる気が続かないのは、頑張っても報われる実感がないからかもしれません。
自主性が育たないのは、失敗を許さない空気や、
挑戦する余白がないからかもしれません。
早期離職が続くのは、成長の手応えや公正な評価が
感じられないからかもしれません。
厚生労働省やリクルート、エン・ジャパン、パーソル総合研究所などの
調査データをもとにした、よく見られる事例を総合的に整理した
▼▼参考的ランキング▼▼
【社員のモチベーションが下がる原因ランキング】
1位:頑張っても評価されない(不公平な人事評価)
→「自分だけ見てもらえていない」「えこひいきがある」と感じると、
一気にやる気を失います。
2位:給与・昇給に納得感がない
→「なぜこの金額なのか」「何をしたら昇給するのか」が不明だと、
モチベーションは下がります。
3位:仕事内容と成長機会の不一致
→ 単調なルーティンや、スキルが活かせない仕事が続くと、やる気がなくなります。
4位:上司との信頼関係がない・コミュニケーション不足
→ 評価や指導よりも「ちゃんと話を聞いてくれているか」が信頼のベースになります。
5位:会社の方針や目的が見えない・共有されていない
→ 組織の方向性が曖昧だと、自分の仕事の意味が分からなくなり、士気が下がります。
【ランキングから見える3つの本質】
- 公平性と納得感が最大のカギ
「評価されない」「給与が不透明」「仕事量に差がある」など、
“がんばりが報われない”と感じた瞬間にやる気が下がることがわかります。
裏を返せば、評価のルールや報酬の基準が見える化されていれば、
モチベーションの低下はかなり防げるということです。 - コミュニケーションと信頼関係が土台
上司との関係や会社の方針が見えないと、「自分の仕事に意味があるのか?」
と疑問を持ちやすくなります。
特に中小企業では、対話の頻度や質がモチベーションを大きく左右します。 - 成長実感とキャリアの見通しが重要
「今の仕事は自分の将来にどうつながるのか」が見えないと、
継続的なやる気にはつながりません。
逆にいえば、小さなステップでも自分の成長を感じられる環境づくりが、
離職防止にもつながるということです。
このランキングからわかるのは、モチベーションの維持・向上は
「お金」だけでなく、“見える化”と“仕組み化”によって
信頼と納得を得ることが基本になるということです。
① 給与設計:
仕事と報酬の関係を明確にする
給与設計とは、社員の行っている仕事を細かく棚卸し、
業務内容ごとに「手当」として紐づける仕組みです。
例えば──
・顧客対応 → ○○手当
・見積書作成 → △△手当
・部下指導 → □□手当
このように、「日々行っている業務」「どのくらいの時間で、どのくらいの頻度で」が
明確になり、それが給与に反映されます。
これによって、
・頑張りの方向性が明確になる
・「自分の強み」がはっきりする
・昇給の基準が見えるので努力しやすくなる
という好循環が生まれます。
② マイジョブアプリ:
日々の仕事を“見える化”する
どんなに頑張っていても、「誰にも見られていない」
「記録に残らない」状態では、やる気は続きません。
マイジョブアプリは、社員が自分の業務を日々記録できるツールで、
「どんな仕事をやっているか」「どこまでできるか」が
一目で分かるようになります。
上司や経営者は、社員一人ひとりの仕事を“見える形”で把握できるため、
仕事の偏りや成長度合いも管理しやすくなります。
社員にとっては、
・自分の努力がちゃんと“見られている”安心感
・習得したスキルが可視化されることによる自信
・昇給・評価につながる実感
が得られ、自然とモチベーションが上がっていきます。
仕組みが変われば、社員も会社も変わる
給与設計とマイジョブアプリを導入した企業では、
以下のような効果が報告されています。
生産性向上:無駄な業務が減り、役割が明確に
モチベーションアップ:自分の成長と給与が結びつく
離職率の低下:評価されているという安心感がある
自立型社員の育成:指示されなくても動く社員が増える
売上アップ:現場力が高まり、成果に直結
まとめ:

やる気は「仕組み」でつくる時代へ
やる気が出ないのは、「仕組み」が足りないから
かつてのように、「気合」や「根性」で
やる気を出させる時代は終わりました。
今必要なのは、社員一人ひとりが「見られている」
「評価されている」と感じられる、仕組みです。
中小企業では一人ひとりの影響力が大きく、社員のやる気や働き方が、
会社全体の雰囲気や業績に直結します。
だからこそ、「頑張っているのに評価されていない」
と感じさせないための“仕組みづくり”が不可欠です。
給与設計とマイジョブアプリは、その土台をつくるツール。
仕事と報酬の関係が見えることで、
社員は安心して前に進むことができます。
社員のやる気が上がれば、会社も自然と元気になります。
大切なのは、“頑張れ”と背中を押すことではなく、
“頑張りたくなる環境”を用意してあげること。
やる気が出ないのは、「やる気が出る仕組み」がないだけ。
制度を変えれば、人も会社も、きっと変わります。
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