自立した社員から構成された組織

給与設計学

自立した組織とは

会社の存続・発展のためには、生産性の高い業務に社員自ら取り組み、成果を手に入れることが必要です。

しかし従来の評価システムで対応できるでしょうか?

一丸となって目標に取り組む組織作りのためには、評価方法や成果となる給与体系を見直す必要があります。

これまでの人事評価制度との違い

評価と給与が直接結びつくこと。従業員にとっては、これが非常に大事です。

いくら良い評価をされても給与に結び付かなければ、モチベーションには繋がりません。

いや、一時的にはつながっても継続できないのです。評価するだけでは経営者は満足できても、従業員は満足できないのです。

ましてはお手盛りのあいまいな評価制度では尚更だと思います。

「給与設計Pro」の特徴は、仕事そのものを評価します。

仕事を評価するとは、実際行っている業務の価値に単価をつけることです。

給与設計は、人事部までは要らない、総務の仕事の延長線程度の人員で構築できる制度です。

中途採用が前提で、教育する時間的、経済的余裕もなく、即戦力でかつ一人が何役も熟さなければ生産性が上げられないといった、いわゆる中小企業と言われる規模が対象です。

労働契約時に決定された価格が、その後見直されることはあまりありません。

経験を経て環境や能力が変わっていっても、基本的に最初の契約上でしか評価されない事には、双方ともに不満があるはずです。

仕事を評価することは、お互いの認識を共有し、評価に見合った価格へ再契約することに繋がります。

経営者は、自分自身が出来る全ての仕事を従業員にさせようとすると、自分を超える人材は集まらないし自分を超えた仕事は出来ないことになってしまいます。

スペシャルな仕事はスペシャルな人に任せればよいのです。

究極的には、経営者が期待する仕事を目的ごとのメニューにし、従業員自らがその中から仕事を選べるようにすることです。

同時に従業員が、自分のやりたい仕事を自分自身で決めることが出来る仕組みを考えます。

メニューに無ければ自分でメニューの提案ができる仕組みが必要です。

これこそが自立であり成長することの第一歩にほかなりません。

自主的に働くことはこういうことではないでしょうか。

決してやらされるのではなく、やりたい仕事をやりたい時にやりたい方法でやることが出来る仕組み作り。

いかに効率的に、効果的に、成果に結びつくかを自分自身で考え、その力を身につけることがスキルアップなのです。

そしてこの従業員一人一人の自覚が、会社の存続と発展に寄与します。

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