
中小企業の経営者の中には、「社員は全員、同じように扱いたい」
「評価に差をつけると不満が出るのでは?」
という想いを持っている方も少なくありません。
「誰にでも同じ基準で」「好き嫌いで差をつけない」
──これは理想ですが、実際には社員一人ひとりの職務内容・能力・経験年数も異なります。
その心意気はとても素晴らしいものですが、実は“みんなを同じに評価する”ことが、
かえって不満や誤解を生む原因になることがあります。
■ 「平等=公平」ではない
たとえば、同じ8時間働いていても、「ミスなく業務を進めた人」と
「何度も確認が必要な人」では成果に差が出ます。
実際には社員一人ひとりの職務内容・能力・経験年数も異なります。
それでも“同じ評価”にしてしまえば、前者は「なぜあの人と一緒?」
「頑張っても意味がない」と感じてしまいます。
そこで重要なのが、“平等ではなく、公平な評価”です。
社員にとって本当に納得感のある評価とは、「同じように扱うこと」ではなく、
「成果や行動に応じてきちんと認められること=公平な扱い」なのです。
■ 感情ではなく“ルール”で見る
小さな会社では、経営者の感覚で評価をしてしまいがちです。
でもそれでは「好き嫌いで決められている」と思われるリスクがあります。
主観的な「頑張ってる」ではなく、成果や行動の積み上げで判断する
大切なのは、“誰が見ても同じ結果になるルール”をつくること。
たとえば…
・ミスや納期遅れの件数をカウント
・新人教育や提案活動への貢献を可視化
・担当業務ごとの役割に応じた手当やポイント制度の導入
こうした仕組みがあるだけで、社員の不満や誤解は大きく減ります。
■ 「同じ」より「納得」の評価へ
評価制度に正解はありません。
社員は、評価の中身よりも「ちゃんと見てもらえているか」
「理由が説明できるか」を重視しています。
■ 「見てる」ではなく、「見えているか?」
中小企業や小規模チームほど、日々の仕事は忙しく、気づけば“結果”ばかり見て、
“過程”が見えなくなりがちです。
誰がどんな業務をどのくらい抱えているか?
誰が裏方で地味な作業を支えてくれているか?
誰がトラブル時に一歩前に出て対応してくれているか?
こうした“目に見えにくい貢献”こそが、チームや会社を支えている大切な部分です。
■ 社員の信頼は“見てくれている”と感じることで生まれる
人は「自分のことを見てくれている」と感じたときに初めて、
信頼とやる気が生まれます。
逆に、「何も見ていない」「誰が何してるか知らないんだな」と
感じた瞬間に、やる気はしぼんでいきます。
■ まとめ:
社員の信頼は“評価の仕組み”で生まれる
社員を平等に扱いたい――その想いを実現するためには、「同じようにする」
よりも「誰に対しても納得できる理由を持つ」評価が必要です。
どれだけ気をつけても、評価に対する不満は完全にはゼロになりません。
だからこそ、「誰が見ても同じ判断になる仕組み」を用意することが、
経営者の公平性を社員に伝える一番の方法です。
評価の土台を整えることは、信頼を築き、社員の定着ややる気にもつながります。
感覚に頼らない“見える評価制度”、小さな会社だからこそ導入できる方法があります。
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できるようにすることで、属人的な判断や評価の不透明さをなくし、
「ちゃんと見ている会社」「評価される職場」を実現します。
🎯 導入のメリット
✨ 社員の頑張りが可視化され、モチベーションUP
✨ 評価・給与の根拠が明確になり、不満が減る
✨ 経営者が現場の状況をリアルタイムで把握できる
✨ 人事評価にかかる手間を大幅に削減
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