ミッションとビジョンは、まるで航海における羅針盤と望遠鏡のようなものです。
ミッション
現在の場所と目指す方向を示す羅針盤のようなもので
組織が何のために存在し、何を達成しようとしているのかを明確にし、
日々の活動指針となります。
ビジョン
ミッションとビジョンに基づいて、日常の業務やプロジェクトの優先順位を判断することができる意思決定の指標となります。
組織の目標が明確であることで、社員は一体感を感じ、仕事への意欲が高まり、
社員のモチベーションアップにもつながります。
会社全体で同じ方向を向いて進んでいくことができます。
又、時代の変化や市場環境の変化に対応するためにも、ミッションとビジョンを 定期的に見直し、必要に応じて修正することが重要です。
これからの社会できわめて頭が痛い問題となる事実についても触れておきます。
特に中小企業経営者にとっては避けては通れない問題です。
それは、10年後、20年後の事業継承をどうするか?ということ。
ミッションやビジョンを決める上でも非常に重要な問題です。
あなたより若い社員が定年まで働きたくてもあなたの方が先に
働ける期限が来てしまうという問題です。
あなたが引退した後、会社をどう引き継ぐかを今決めていなければ、
若い社員を定年まで雇えると保証できないのです。
このように経営者の人生は社員の人生とリンクしているのです。
今からせめて10年先はシュミレーションしておくことが経営者としての責任なのです。
経営者は計画的に事業継承する。
自分がいなくなった後まで社員の責任を負う。
人を雇うことはそういう事なんです。
弊社の「給与設計Pro」ソフトは、今いる社員の年齢や給与を入力すれば
10年後に会社がどうなるのか?が分かるのです。
今までの給与体系を全て変革しなくてもいいんです。
将来を予想しながら少しずつ期待型の給与体系へ変えていくことが可能です。
会社と社員の未来を語るコミュニケーションが生まれるんです。
大規模なシステムを導入しなくてもできるんです!
このソフトを使ってせめて10年先は予見しておきませんか?
人が働く意欲をかき立てるものは何か?
それは未来にしかないんです。
10年後を見据えたミッションとビジョンは、組織にとって非常に重要な存在です。
しっかりと策定し、共有することで、組織の意思決定を明確化し、社員のモチベーションを高めることで顧客からの信頼を得ることができます。
また、変化に対応し、持続的な成長を実現するためにも役立ちます。
ミッションとビジョンを策定する手順
現状分析
会社の強み、弱み、機会、脅威を洗い出す
顧客や市場のニーズを把握する
社員の意見を聴取する
価値観の共有
会社の創業者や経営陣の想いを共有する
社員の価値観を共有する
会社として大切にしたい価値観を明確にする
未来を描く
5年後、10年後の社会を予測する
会社が果たしたい役割を考える
理想の未来の姿を描く
ミッションとビジョンを言葉にする
シンプルで分かりやすい言葉で表現する
社員が共感できるような言葉を選ぶ
長期的な視点で考える
浸透させる
社員への周知徹底
社内報やウェブサイトへの掲載
社内イベントでの発信