そもそも誰を?どう下げるんですか?
仕事を減らすのですか?
それは本末転倒ですよね。
それともうひとつ忘れてはいけないことは、
「従業員の最大の権利は、会社を辞められる」ということ。
一人が抜ける穴の大きさは、
痛いほど実感なさっていますよね。
そこで!
社員の「自主性」「成長」「目的」に沿った
給与体系を作るのです。
ただその前に、基本給について少し考えてみたいと思います。
一般的に基本給って最低限の額と思われていますよね?
経営者にとっては、絶対支払う約束の額であり、
社員にとっては、絶対にもらえる額ってこと。
もしそうだとしたら、基本給は仕事の対価ではなく、
人に対する権利・義務みたいなモノってことですよね。
だったら仕事に対する給与はどうなる・・・?
そこで、考えました。
基本給を純粋に人に対するモノだけとし、
仕事に対するモノを別に手当としたら・・・
これが「給与きめ太郎」の基本給の考え方です。
したがって、既存の基本給から
仕事の部分だけを抜き出すのです。
つまり、基本給は会社が表明している
最低の生活を保障するためのセーフティネットにするのです。
抜き出した部分に対しては、インセンティブ手当を設定します。
例えば、時間よりお金がほしい人。
お金より時間がほしい人。
それぞれの希望に応じた給与を設定し、
会社が期待するその能力を
最大限に発揮してもらう給与体系を作ります。
今まで評価していた項目や
評価してもらいたかった項目を
ストレートに手当にしてしまうのです。
会社の目標と合致した期待。
そんな期待を手当にするのです。
条件次第で、人ってやる気が出てくるものです!
本人の意思に応じた給与を設定する。
会社の期待と本人の希望に合致した給与にする。
大企業ではできない、きめ細かい体系に作りかえるのです。
それが
従来型給与体系から期待型給与体系への転換です!
給与について責任を取れるのは経営者しかいません。
給与について、明確な理由や基準を求めるものです。
それが「給与きめ太郎」によって可能となるのです。
人事考課システムは、
導入に莫大な予算も時間も人材も必要です。
それに比べれば、「給与きめ太郎」は
極めて安価で簡単です。
人事考課システムを導入したいけれど、
まだ時期早尚で、導入しづらい方にぴったりです。