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Q. 昇給はどうなりますか?

A. ソフトでは基本給である「年齢給」と「経験給」は御社が最初に設定した昇給基準日に自動的に昇給します。

またソフトの標準設定で、あらかじめ「年齢給」は40歳まで、「経験給」は20年間の設定となっています。変更する場合は「手当設定」画面から自由に変更することができます。

Q. 昇給基準日とは何ですか?

A. 『給与設計PRO』では、定期昇給は年齢と経験だけで上がるものとしています。

したがって、昇給基準日とは、基本給の「年齢給」と「経験給」の昇給をカウントする日です。
「年齢給」は、この日の満年齢でカウントします。「経験給」は、入社した時からの年数をこの日でカウントします。

Q. 昇給基準日は変更できますか?

A. 昇給基準日は変更できます。 『給与設計PRO』での「年齢給」の年齢は、昇給基準日の満年齢で計算されます。そのため昇給基準日を変更した場合、人によってはカウントする「年齢給」が変わる場合があります。

「経験給」も同じように、基準日で計算しますので、等級が変わる場合があります。変更した場合は、必ず「個人別設定」画面にて確認を行って下さい。不利益変更になる場合がありますので注意が必要です。

Q. 年齢給による昇給がなくてもよいですか?

A. よいです。年齢の違いによって給与に格差が必要だと考える方、業種によっては年齢による差は必要ないと考える方もいます。
しかし、その場合も法定最低賃金の確保は必要です。従って、経験による差、経験給のみで基本給が昇給することになります。経験給による昇給もなければ、場合によっては法定最低賃金が基本給と同額にもなり得ます。

Q.仕事給の昇給はありませんか?

A.仕事給には、資格手当・職務手当・インセンティブ手当がありますが、それぞれに金額とピッチとその定義を設定します。

従って資格手当の定義とピッチを経験年数や習熟度によって上がるように定義し設定すれば当然昇給することになります。ただし基本給と違って昇給基準日にソフトが自動昇給するわけでは有りません。あくまで査定評価の結果で昇給することになりますのでご注意ください。

Q.中途採用者の給与はどのように決めるのですか?

A.『給与設計PRO』では、予め採用しようとする方の年齢・経験年数・今の給与額(希望する額)等を履歴書等で事前に面接時までに入力して準備します。

今の給与額(希望額)と『給与設計PRO』の給与額の差を期待値(プラス・マイナス)のインセンティブ手当として設定出来ますし、金額やピッチで調整することが容易にできます。従って面接時には明確に説明できることになります。

Q. パート社員の給与(時給額)はどのように決めますか?

A.『給与設計PRO』の特徴のひとつは、正社員の給与は常に時給換算ができています。
従って正社員と同じようにパート社員を登録し、仕事給(資格手当・職務手当・インセンティブ手当)を設定することで仕事内容に見合った『給与設計PRO』の時給額を算定できます。

Q. 正社員からパートになる。またその逆の場合はどうなりますか?

A.『給与設計PRO』では正社員とパート社員の差は、基本給に対する賞与があるか否かで考えます。従って賞与(基本給賞与)のない正社員とフルタイムのパート社員の時給額は結果として年収額は同じになります。

これが『給与設計PRO』の”同一価値労働同一賃金”の考え方です。つまりパート社員であっても、時給額の内訳(基本給・仕事給)によって構成されています。

Q. パート社員の時給額は必ず『給与設計PRO』で算定したものを採用しなければならないの?

A.いいえ。そうではありません。『給与設計PRO』で算定された時給額をそのままパート社員の時給額にするかどうかは、あくまで”同一労働同一賃金”を採用する会社であって、「きめ太郎」がそれを強要しているわけではありません。

御社が採用する独自の時給額が法定の最低労働賃金の時給額以上であれば、何ら差し支えありません。「給与設計PRO時給額」はあくまで正社員になった場合の参考となる時給額を表示しています。

Q. 給与体系が変わることを従業員にどのように説明したらよいですか?

A.   あくまでその目的をしっかり整理し納得してもらわなければなりません。従業員の納得なくして導入の効果は得られないことを十分理解してください。従って導入時にあくまで現在の給与額が変わらないこと(不利益変更にならない)は最低限の遵守事項として説明します。

Q.  帳票は「手当3表」の他に何がありますか?

A.「仕事明細書」「社員一覧表」「手当比較一覧表」「個人別履歴一覧表」「手当別履歴一覧表」「時給履歴一覧表」「月収履歴一覧表」「年収一覧表」「人件費シミュレーション」の9種類があります。

この中で最も特徴的な帳票が「仕事明細書」です。これは個人の仕事の中身を1枚の明細表にしたもので給与明細書ではありません。その他の表は過去の履歴が主なもので評価や査定時に参考資料として利用されます。
「年収一覧表」「人件費シミュレーション」は将来の退職社員を確認しながら予定される募集社員を10名まで年毎に仮登録して常に10年後の総額人件費を予測することができます。また、経営計画作成時の人件費計画にも利用できる資料となります。

Q. グラフはどんなものがありますか?

A. ソフトでは「現状グラフ」「当年度グラフ」「仕事給内訳グラフ」「人件費伸び率グラフ」があります。
現状グラフでは登録した現在在籍の社員の給与額とモデル年収・モデル月額・最低賃金との比較ができます。
当年度グラフは社員の年代別に給与の構成比が比較できます。
仕事給内訳グラフは文字通り仕事給の配分をイメージできます。
人件費伸び率グラフは御社の人件費予算を入力することで10年間比較することができます。

Q.「社員メモ」はどのように使いますか?

A.社員登録画面にある「社員メモ」は社員の採用時の労働条件や前職の履歴、採用してからのわが社の職歴や将来の目標などをメモとして残しておくものです。また、車輌や鍵の貸与の有無などの備忘記録としても利用できます。

但し、「マイナンバー」など重要な個人情報を管理するものではありません。あくまで社内の職務上の記録を管理するためものです。

Q. 給与計算はどのようになりますか?

A.今までのままです。月額給与や賞与を決定するだけなので、確定した給与をもとに勤怠情報を加味して計算するだけです。『給与設計PRO』は給与計算ソフトではございません。あくまで給与を決定する給与設計、賃金設計、賃金見直し専門のソフトです。

Q.  どんな給与計算ソフトでも計算できますか?

A. 確定したデータはCSV方式にて出力できます。対応できるかどうかはご使用の給与ソフト会社にお尋ねください。

Q.「給与設計士」とは公の資格として認めれているものですか?

A.「給与設計士」とは、「一般社団法人給与設計士協会」が認定する資格です。平成26年8月15日に商標登録されました。
協会もしくは協会が認定した「認定給与設計士」が主催する「給与設計士養成講座」を受講して認定試験に合格した人です。

Q.御社の登録商標は、何がありますか?

A.株式会社給与設計事務所には、「給与きめ太郎」「給与設計士」「給与設計」の3つの登録商標があります。